とにかく寝られない・・・・

結局は資金繰りがうまくいっていない

会長からの口頭での解雇通告のあった日の夕方、慌てふためいたメールをしてきた編集局長さんが出先から戻ってくるというので、会社近くの喫茶店で話を聞くことになりました。といっても、編集局長さんも「昨日いきなり会長から電話がかかってきて、もしかして会長が倒れたのか?と思った」ということで、今回のことはまったくの寝耳に水だった様子。

書籍編集部解散の理由が、解雇を言い渡される前の週に提出させられた「今期の目標が気に入らなかった」とか言ったようですが、そんなのは全部言いがかりで、結局は資金繰りがかなり厳しい状態であるとのこと。去年の9月に買い取った手芸雑誌の採算が取れず、書籍の売上げも低迷していた。さらに、12月でケンカ別れした雇われ社長と連名にしていた融資の期限が来てしまい、延期をお願いしに行ったが、ケンカ別れした元社長が拒否したため、資金繰りが悪化したとのこと。なんとも行き当たりばったり・・・・。

しかし、だからといって何の前触れもなく、たった1ヶ月で社員を4人も解雇していい話ではない。編集局長さんも、髪に寝癖がついたままの憔悴しきった様子で、「こんなことにならないようにと、評価制度などを準備してきたのに」とか「本当に私の力不足で申し訳ない」とか、ただただ謝るばかりで、まあ話を聞いてもしょうがないだろうなとは思っていたのですが、ほんとにどうしようもない感じでした。

なんだか腹が立ってしまって

その日のうちに、ケチをつけられた「今期の目標」とか、実績をまとめた一覧表などのプリントアウトは粉々にして捨てました(データはあるw)。「ほんとうにバカバカしい!」「なんてバカバカしい!」「バッカじゃないの!!」と何度か声に出していってみたりもしましたが、腹立たしい気持がおさまらない。風邪の微熱を押して会社に行っていたので、翌日は「寝込みます」ということで病欠としてあったけれども、一応寝ようとベッドに入っても、目が冴えてしまってまったく眠れない。

ツイッターフィギュアスケートの情報を追って束の間の憂さを晴らしたり、みんなの日常を追ってクスリとしたり、いろいろ気晴らししてみるものの、やっぱり「明日からどうしようか」という懸念が消えません。

久々に転職サイトを覗いてみたりして、「正社員にこだわらなければ仕事は結構あるな」と自分の不安をなだめようとしたり、ホットミルクを飲んだり、インスタントのコーンスープを飲んだり、お腹に温かいものを入れて、いろいろと気を逸らそうとしてみましたが、結局は朝の6時過ぎまで眠れませんでした。

幸いなことに、子どもも次の日まではインフルエンザのために出席停止だったため、9時ごろまで3時間弱寝ることができましたが、風邪を治すために寝込むつもりが、日中もまったく横になる気が起こらず、自分の部屋の机周りを片付けたりして終わりました。