当初の解雇予定日まであと4日

すぐに反撃のメール草案を考える

カリスマさんが強引に辞令を渡された日には、子持ちママさんと私には辞令のメールは来ませんでした。もともとの解雇の日付は3/20。解雇撤回にも同意できないのならば(労働局には、この場合は筋が通らないと言われたけれど)、もともとの解雇日付の前に、同意できない旨の意思表示をする必要がありました。

その日の夜には、カリスマさんから「一方的な解雇・解雇撤回・配置転換のすべてに同意できない」という内容の、会長宛メールの草案がラインで送られてきました。すでに、弟弁護士からの今回の配置転換に対する見解も出ていて、「法的には、キャリアや入社の際の説明の経緯などに照らして、合理性を欠く配置転換命令は、権利濫用として無効です」ということでした。カリスマさんも、鼻息荒く「フシャー!!」と威嚇する、よく分からない生き物のスタンプを送ってきました。弁護士が無効だといっているのならば、私も「フシャー!!」と反論したい!むしろ反論する機会を得るために、早く変な配置転換案が来ないかな~と思っていました。

引き続き叔父様からもアドバイスメールが到着しました。辞令が来ただけで、何も聞かされていないのならば、メールで聞くのはOKということ(本当は文書がいいそうです)。注意点としては、「メールは顔が見えない分、言葉がキツくなりがちなので、感情的にならず、後で裁判になったときに、第三者が見ても説得力があるようにすること」・・・・先日の某ユニオンで、カリスマさんと私が歯噛みしているのを見て、注意点の1番最初にコレを入れてくださいましたσ(^_^;)

全体の流れはOK、ただ、理由の説明もなく「合理性を欠く」とか、「私には必要のないキャリア」とか書かないこと。その他に聞いておくといいこととして、「なぜ4/20までは雑誌編集で、それ以降は営業なのか」「営業の仕事とはどのようなものなのか」「営業の労働条件」、あとは「回答の期日を必ず入れるように」というアドバイスがありました。これを受けてカリスマさんも「暴走気味の私なので、温厚風に嫌味満載で送る!」とメール案の練り直しにかかったようでした。

だんだん目指す方向が分かれてきた

子持ちママさんは、辞令がくればそのまま受け、K文書を提出して有休消化で自己都合退社と流れは決まっていました。この流れは、おっちょこちょいな人と同じです。子持ちママさんは、お子さんの保育園の都合上、失業保険を受け取る気はないので、もとから「会社都合」でも「自己都合」でもどちらでもよかったのです。ただ「溜まりに溜まった有休を消化したい」それだけが主張でしたから、解雇が撤回されたのは彼女にとってはよかったのかもしれません。

一方の私は、とりあえず会長の好き勝手にされるのはどうしても納得いきません。一応同意できない旨を伝えたいと思っていました。翌日は金曜日で、元々設定されていた解雇日の20日は祝日です。そのため、会長に異議を唱えるなら、出社しているであろう明日金曜日の夕方までには、メールを送る必要がありそうです。翌日はダンナが仕事休みで、子どもは午前中で学校から帰ってきてしまう日ですが、とにかく朝からメールに注意して、一刻も早く同意できない旨を伝えなくては!と思っていました。