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問題の発端は引継ぎメール

ここからは、証拠を残すために録音した会長との会話を、他のメンバーにも参考になるよう文字起こししたものから抜粋した実録を交えてお送りしますw

会長は手にしたメールのプリントアウトを見ながら、さらに続けました。

「A社があなたからのメールを見て、びっくりこいたって言って」

「へえー、でもそうですよね」私もまだなにが問題なのかわかっていません。

会長はすこし怒気を含んで「そうですよねじゃないでしょ。辞める人ならいいですよ、こういう書き方をしても。でもあなたは残るって言ったんだから」と言いました。私は「残る」と言ったというよりも、残らざるを得なかっただけで、それは今回、こんな滅茶苦茶なやり方をした会長のせいだと思っていますから、この一言に少しプチッと切れて、「じゃあ、こういう場合の文例を提示してくださいよ」と言い返しました。

すると会長は、「少なくとも、あなたが言っているのは、会社に残る人の発言じゃないですよ。自分で分かりませんかね」と言ってきました。

ここで、またさらにプチッと切れて「私、こういった目にあったことがないんで、ちょっと分かりません」と返しました。

私がA社を初めとして、引き継ぎ先を知らせるために出したメールはこんな感じです。

「拝啓 早春の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。突然ではありますが、この度、書籍部門業績悪化のため、2017年3月20日をもって株式会社○○○○○○○書籍編集部は解散となりました。また、上記に伴い、私、○○は営業局販売部に異動となりました。「○○○○(書名)」書籍編集の折には、ひとかたならずお世話になり、深く感謝申し上げます。

 今後、発行点数は少なくなりますが、手芸関連を中心に書籍の発行は続けていくようです。書籍の企画・編集の方は、弊社代表取締役 ○○○○が引き継ぎさせていただきます。今後は、以下のメールアドレス、または電話番号までお問い合わせをお願いいたします。」

これは、解雇を言い渡された直後に、ネットで検索して見つけてきた文例をもとに作成しています。本当は「業績悪化」などとは入れないほうがよい、というのも見ていたのですが、そのときには「解雇になるのだから、有り体に・・・」と思ってこの文章にしたのでした。あれから約1ヶ月が経ち、解雇ではなくなったのですが、こんな状況で会社に対して気を使う気も起こらず、「業績悪化のため」としたまま各社に送ったのでした。まさにこの部分が問題になったということです。

会長「ひどいですよ、これは」 私「いや、ひどいというのは」 会長「会社だって言いたいんでしょ」 私「会社だというよりは、会長だと私は思いますけれど」

こんな応酬をしました。会長は「会社なんだから仕方がない」と言いたいのでしょうが、こんなにひどい対応をするものは「会社」とは言えません。それに、私たちはずっと「対 会長」で交渉をしてきたのですから。

「こちらが真剣に、今回の一連のことについて説明してほしいと時間を割いて質問しているのに、それには一切答えずに、一方的に解雇だ、撤回だと。それはとてもひどいことだと私は思いましたけれど」と会長を睨みつけながら話しました。私の咳がぶり返していたため、マスクをかけていたので、目だけで訴えなくてはならなかったのです。

会長は「それはあなた方が、会社の事情を知らない弁護士なんかに相談しているから、そういうことになる」と答えました。「会社の事情を知らない弁護士」と言われて、カリスマさんの弟弁護士のことを差しているのは分かりましたが、解雇を通告されて、会社の事情を知っている、つまり会社側の弁護士に相談する社員がいるんでしょうか?意味不明です。普通なら、社員がそういうところに駆け込まないように、経営者がきちんと手順を踏むべきなのに、こちらのせいにしているところに呆れました。

私は「会社の事情を知らない弁護士なんて、私は知りませんけれど、会ったことがないので」と答えました。確かに、弟弁護士のフルネームを知りませんし、会ったこともありませんでしたw

会長は「だって、それならなんでさ、書籍部はなくなったのに、カラオケ雑誌では募集をするんですか、とか言うわけ?」と聞いてきました。一つの部署を丸ごと解雇しておいて、他の部署で新たに人を募集しているなんて、そんなの誰が聞いてもおかしいと思うに決まっているのに、そんなことも分からないようでした。

私「それはネットで調べればすぐわかるので。あと、労働局とか労働基準監督署とかにも、当然相談に行きましたから、わかりますよ、それは」と答えました。

会長「とにかく、あなた方は・・・」

私「だって労働者の方が当然弱いんですから、使用者の方が強いんですから」

会長「今は労働者の方が強いですよ」

私「いや、そんなことはないです。私たちはこの1ヶ月、どうなるのかと・・・」

会長「それは会社によって違いますけれど」

私「いいえ、それは詭弁だと私は思いますけれど」

こんな感じで、相手の言葉にかぶせるような激しい応酬になってきました。私の発言も、なんだかちょっぴり某ユニオンに感化されているかのようになってしまいましたw

一方、打ち合わせ室の様子を社内で伺っていた書店営業の前田さんは、メンバーへのラインに「打ち合わせ室で会長と前田(私の名前)さんがモメている!」と流します。すると、この日会社に来ていなかった他のメンバーも「なにを話しているのか」「大丈夫なのか」と心配してくれていました。