自己都合退職の崖へと詰め寄られた

会長は呆れたように「なんで、ここまで書かなくちゃいけないの」と言いました。素っとぼけるつもりはありませんが、こんなところで自己都合で辞めたくはないので、なんとかやんわりとお茶を濁したいと思い、「え?私、そんなにひどいこと書きました?」と答えました。

会長「書籍部門業績悪化のためって書いてあるでしょ」、私「あ、でもその通りでしたよね?」、「その通りですけれど、あなたは会社に残る人でしょ。それなのに、会社のマイナスになるようなことを書くなんて」ともっともなことを会長は言い始めました。それは、きちんと納得のいく異動であればそうですが、こんなやり方をされて、「会社のためを思って」引き継ぎメール書く人なんて、世の中にいるんでしょうか??もともと会社のマイナスになるようなことを始めたのは、会長の方なのに。

会長「みんな心配して来てるんですよ」、私「そりゃあ、心配すると思いますよ」、会長「だから、そういう書き方したんだよ」、とぼけようとする私に少しイラついたのか、会長もちょっとドラマの取調官みたいになってきましたw

私もまた少し激してきました。「そりゃあ、心配もされるでしょうよ。元々は解雇で、そこから、訴えられないように解雇を撤回して、その上で編集者を営業に異動ですから」、「じゃあもう、あれですよね。会社も私も信用してないわけだよね、もはや。今も言ったでしょ」と会長に、自己都合退社の崖っぷちへ詰め寄られてしまいました。

ここで、まださらにやんわり返そうと試みますw 私「信用してないというか、それは辞令への返信メール(3/17に出した、一連の一方的な流れに承服できない旨)に書いた通りです」と答えました。

しかし会長は、さらに詰め寄ってきます。というか、もうとにかく私を辞めさせたかったんでしょう。「私を信用してないならさ、この会社にいる必要はないと思いますよ。なんでいるんですか?」、私「それは、おかしくないですか?解雇から撤回にして、一方的に異動させて」、会長「そりゃしましたよ」、私「こちらの話を聞くこともなく」、会長「だってさ、答える必要ないじゃないですか、撤回したんだから」、私「いやいやいや」、会長「撤回したんですよ」、私「いいえ、説明責任はありますよ、あります」、会長「会社の状況は赤字ですよ」、私「それは知ってますよ。だから、それがどのような赤字で、どうして私たち書籍編集部だけが解雇にならざるを得なかったのか、きちんと説明して欲しいです」、会長「その資料を全部出せっていうんですか!」、私「そうですね」、会長「そんなものは出せませんよ!」

まだまだ攻防は続きます。