ソフトランディングしそうでしない?!

会長からついにダメ押しの「納得はいかないんだったらさ、辞められたらいいんじゃないですか」という言葉が出ました。私としては、ここまでこじれた会社に残りたいなどという気持ちは微塵もありません。たとえ営業局への異動が取り消されて、編集に残れるということになっても、この会社のために働く気にはなれないでしょう。ただ、自己都合で辞めるのだけはどうしても嫌でした。なんとか上手く話を持って行って、「会社都合」で辞める形にしたいと思って、すっとぼけたりしていたのですが、私もついにすっとぼけることができなくなりました……。

気づくと「いや、でも自己都合で辞めるのは、いやです!」と唸るような声で言っていました。

会長はやっと話が動き出したという感じだったんでしょう。「ああいいよ、会社都合だっていいよ、別に。そんなのにこだわってませんよ、私は」と、鷹揚に構えているような返事をしてきました。しかし、子持ちママさんも、おっちょこちょいな人も「会社都合にしてほしい」とお願いしているにもかかわらず、会長が「解雇撤回したからな~~」と渋っている話は聞いています。さすがはタヌキおやじです。

私も「そうなんですか?みんな、『会社都合でお願いします』って、かなり言ってたと思うんですけれども」とカマをかけてみました。

会長「言ってたと思うよ。でも本人たちが、『自己都合でいいです』っていったんだから」、私「まあ、□□(子持ちママ)さんはどっちでもいいと言ってましたけれど」、会長「○○(おっちょこちょいな人)さんもそうですよ」、私「いや、○○(おっちょこちょいな人)さんは『会社都合にしてもらえないか、一応、検討して欲しい』ってお願いしたと思いますけれど」、会長「彼女もわかってはいたと思いますよ」と、またまた押し問答に・・・・ (^^;;

しかし、おっちょこちょいな人から「今回の話は、どう考えても会社都合だと思うんですよね~~」とランチの時にグジグジ言っているのを聞いていた私は、この話を引っ込める気にはなれず、「いや、つい一昨日も、お話されたかと思いますけれど・・・・」と聞いた話を再現しようとしたところ、「いや、それは本人と決めたことですので、あなたには関係ないじゃないですか」とごもっともなことを言われw、私も「もちろん関係はないですけれど」とこの話を終わりにしました。子持ちママさんも、おっちょこちょいな人も、会長との正面衝突はめんどくさいから避けたい・・・・ということで、結局は「自己都合」を言い出しているので、もう自分で交渉してもらうしかないかな、と思い直しました。

会長「私は別に(自己都合か会社都合かには)こだわってませんよ」となおも言うので、私も「そうですよね。○○さんの件については検討していただいて・・・」と答えました。

これで収まったのかな?話が折り合ったのかなと思いきや、会長の方にもまだ自分が被害者だという気持ちがあるようで、「もうさっきもね、信用できないって言われたんだから、私はもうとっても信頼関係はないと思っています」といい始めました。私も「いや、この状態で信頼関係は難しいでしょうね、お互い」と言い返しました。信頼をなくすようなことをし始めたのはどちらなんだ?という状態です。しかしもう、今さらそこをほじくり返してもむなしいだけでしょう。

会長「だったら、お互い時間の無駄ですよ」、私「もちろん・・・」、会長「会社都合でいいですよ」、私「そうですか。じゃあ、会社都合にしていただいて、申し訳ないですけれど、『法定』の有給休暇が……私にはそんなに残ってないんですけれども、あと7日間ありますので、そちらを消化させていただきたいです」、会長「ああ、いいですよ。7日とっていいですよ。昨日から取っていいですよ」となりました、が!!

なんで普通に出勤している昨日の分から有休消化に入れるんだよ!会長が疲れちゃってボケ始めているのかもしれないw

私「昨日は来てますんで、すいませんけれど」と答えると、すぐに「じゃあ、明日から」と会長はすぐに自分のボケに気づき、残り7日の有休をとった上での退職日がいつになるのかを、カレンダーを見ながら一緒に確認しました。しかし、会長はまだまだ文句を言い足りないようです・・・・